O脚をまっすぐにする方法- 正しい立ち方と屈伸でゆがみが解消
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スキニージーンズやスカートを履いても、
脚がまっすぐじゃなくて似合わない・・・と悩んでいませんか?
まっすぐな脚はそれだけで細く長く見えますよね。
友達と撮った写真をみて、自分の脚ってこんなにゆがんでいたっけ?
と驚くことはないでしょうか?
がんばってダイエットして脚が細くなっても、
脚のゆがみが余計に目立ってしまってなかなかキレイに見えないもの。
まっすぐ歩いているつもりなのにガニ股に見られたり、
自分の脚でつまづきそうになるような内股なら
O脚やX脚になっているかもしれません。
とはいえ、脚のストレッチをしてみたり、いろいろやってみても変わらないので、
どうしたらいいか分からないと思っている人がほとんどです。
脚のゆがみが小さいころからずっとならば、
「生まれつきだからもう治らないだろう(泣)」とあきらめ気味になることも・・・。
でも実は、脚のゆがみは、骨自体に医学的な問題がある人は少数で、
自分でできる工夫や独力で、脚をまっすぐにすることは可能なのです。
脚がまっすぐでないのは、関節(股関節、ひざ、足首)
それぞれにゆがみがあることが原因です。
そして、その歪みは関節の繋がり方や、
筋肉の状態に問題があることがほとんどなのです。
それらの関節のゆがみを取れば、まっすぐな脚に近づけることができますよ^^
ここでは脚をまっすぐにする方法をいくつかご紹介したいと思います。
あなたのO脚度はどのくらい?セルフチェックしてみよう
ところで自分の脚はO脚なのか、X脚なのか、
どうなっているのか気になりますよね。
次の方法で自分の脚の形をチェックしてみてください。
【O脚のセルフチェック方法】
- 直立して足のつま先までそろえます。
- 体の余分な力を抜いて立ちます。
- 両ひざの間がくっついているかどうかをチェックします。
⇒くっついていた人はO脚はありません。
ただ、足首がひっつかない人はX脚です。
⇒離れている人はO脚です。
左右のひざの間に指が何本入るかでO脚の程度が分かります。
- 1本・・・軽度
- 2本・・・中程度
- 3本・・・重度
脚が外側に湾曲したようになる脚を、脚の形から「O脚」と言って、
まっすぐ立った時に両ひざの内側が引っ付きません。
逆にまっすぐ立った時にひざの内側はひっつくけれど、
両足首がひっつかないようならば、「X脚」の可能性があります。
そのほか、いつも靴の外側がすり減ってしまうのも、
O脚の可能性があります。
足の小指側にタコやウオノメができやすい人も
隠れO脚の可能性があります。
なぜO脚になるのか?骨と筋肉のバランスが問題
芸能人やモデルさんなどは脚がまっすぐなのに、
なぜO脚になったり脚がゆがんでしまうのか?と思いますよね。
脚がゆがんでしまう大きな原因は、
骨の角度が悪くることです。
脚の付け根にある股関節が外側に回っていたり、
内側に回っていたりすることで、脚全体がゆがみます。
内側に回っていると「内股」になりやすく、
外側に回っていると「ガニ股」になりやすいです。
とはいえ、内股やガニ股の人がみんなO脚というわけではなくて、
ひざ関節の状態によって、内股でX脚の人もいます。
いずれにしても、股関節のゆがみで
脚全体の形が変わってくるということです。
特に女性の骨盤は生理周期や、
妊娠出産の周期に合わせて開閉しています。
一日のうちでも朝になると締まり、夜になると開いてリラックスします。
その骨盤が開きすぎた状態でなっていると、
o脚になりやすいです。
また、骨盤自体が後傾している人は、女性の内股の人に多く、
骨盤が前景している人は男性などガニ股の人の多いと言われています。
ひざがねじれたり開いたりすると、ひざ周りの筋肉と関係してきます。
太もも前面の筋肉や、脚の内側の筋肉が弱くなると、
ひざが外にうかってねじれたり開いたりしやすくなるのです。
一方、足首の関節がねじれたり傾いたりすると
足の外側に重心がかかってO脚がひどくなります。
これを防ぐには、身体の内側に重心がかかるように
することが大事です。
人の体は、油断して筋肉を使わないでいると、
外側に重心がかかりやすくなる特徴があります。
そのため、筋肉が正しく使ていないと、
内股でもガニ股でもひざが外に開いてO脚になりやすいのです。
脚をまっすぐにするには筋肉がポイント
そもそも内股になったりガニ股になったりするのは、
脚の筋力が弱かったり、筋力が低下してしまうからです。
特に普段の生活で外側に重心がくるような歩き方や
立ち方をしていると、内側の筋肉がどんどん弱ってアンバランスになってきます。
先ほどのセルフチェックで両ひざがつかなかったとしても、
軽度〜中程度の人なら、意識してひざの内側の筋肉を使えば
両ひざをくっつけることができるんじゃないでしょうか?
意識して行ったこの姿勢を、無意識にできるようになることが、
脚をまっすぐにするポイントです。
脚をまっすぐにするのに特に大事な筋肉は、
「内転筋」と「大腿四頭筋」です。
内転筋は太ももの内側にある筋肉で、
太ももを内側に引き寄せる役割をしています。
この筋肉が弱くなると、座っていても太ももが開きやすくなります。
太ももが開きやすくなっているのに、足先を揃えようとするので
O脚になってしまうのです。
かといって、脚を開いて立つと外側に加重がかかるので、
ますます外側の筋肉が発達してしまうのでよくないんですね。
まずは内転筋を鍛えて、内側に引き寄せるようにしましょう。
【内転筋を強化するエクササイズ】
- 直径15cm前後のボールやクッションを用意します。
- 安定したイスに両足を肩幅くらいに開いて座ります。
- 両ひざの間にボールを挟みます。
- 脚に力を入れて両ひざを近づけてボールを押しつぶします。
(少し平たくなるくらいに)
- 5秒キープして脱力します。
- 3〜5のステップを繰り返します。
10回繰り返すのを1セットとして2〜3セット行います。
もう一つの大切な筋肉が大腿四頭筋です。
これは太ももの前面にある強くて大きい筋肉で、
ひざを伸ばして太ももを安定させる働きがあります。
特にひざを内側に引き寄せるために重要な筋肉になります。
内股やガニ股の原因でもあるひざのねじれは
大腿四頭筋を鍛えることで改善されていきますよ。
【大腿四頭筋を強化するエクササイズ】
- イスを用意します。
座ったときに横から見てひざが90度の直角になるものが最適です。
低すぎるものや、ふわふわした柔らかいイスはNGです。 - 安定したイスに深く腰を掛けます。
- 片方の脚のひざから下を、床と水平になるまで上げる。
- 5秒キープしたあと、脚をおろして2の姿勢に戻ります。
- .脚を替えて左右交互に各10回行います。
これを2〜3セット行います。
脚をまっすぐにするマル秘アイテム
脚をまっすぐにするには、脚の内側の筋肉を鍛えて
普段から内側加重にすることが大事でしたよね。
それを身近なアイテムを使って、やりやすくする方法があります。
それは「足の親指にばんそうこうを巻く」こと。
重心を内側にしようと思っていても、
仕事をしていたり、家事をしているとすっかり忘れてしまうもの・・・。
それを思い出させるアイテムとして、親指にばんそうこうを巻いておくと
立ったり座ったりするたびに、親指に圧がかかるので意識が向き、
内側荷重を保ちやすくなるのです。
やり方は簡単。
ばんそうこうは怪我をしたとき用のものよりも、
伸縮性のあるテーピング用のテープが良いです。
また、サージカルテープなどでも大丈夫です。
足の親指にばんそうこうを巻きますが、親指の付け根のくびれたところに
バンソウコウを一巻きします。
はがれやすい時は2巻きでも大丈夫です。
血流を妨げることのないよう、適度なゆるさで巻きましょう。
足を踏み出した時にキュっと締まるのが感じられるくらいがベストです。
巻いておくだけでなく、内側重心を心がけるようにしましょう。
また、もうひとつのアイテムは、
O脚矯正用のインソール(靴の中敷き)です。
整形外科などでは治療用の足底板を使うこともありますが、
足の外側が高くなるように傾斜がついているインソールです。
このインソールを靴の中に入れると、立ったり歩いたりするときに
内側に重心が寄りやすくなるので、自然にO脚の程度が軽くなるのです。
病院で処方されるときは、専門の義肢装具士が作りますが、
似たようなインソールやサンダルも売られています。
最近では100円均一ショップにもあるようですので、
チェックしてみると良いと思いますよ。
ちょっとデザインの良いものだと、こんな矯正サンダルがありました。
これはオシャレでいかにもって感じがしないのでいいですね♪
脚をまっすぐにする整体師直伝エクササイズ
エクササイズもやってみたし、O脚矯正グッズもいろいろ使ってみたけど、
一向にO脚が良くならない・・・(泣)
そういう場合はもう自己流の方法では難しいかもしれません。
整体でも美容整体を行っているところでは、O脚解消の施術をしてくれるところもあるので、
そういうところに通ってみるのも良いと思います。
私も以前、脚のゆがみを取ってまっすぐにしてくれる整体に通っていたのですが、
1回5,000円くらいで週に1回程度で、何カ月か通いました。
整体に行くと脚がまっすぐになった感じがしていたので、
効果があったと思います。
私は脚の長さが左右で違うといつも言われていたのですが、
整体が終わると両足の長さが揃っていて、すごいな〜と思っていました。
最近はシェイプアップや美容中心の整体も増えてきているので、
本格的に整体で脚をまっすぐにするのも良いと思います。
ただ、通っているうちは良いですが、やめてしまうと元に戻ってしまいましたね・・・。
O脚矯正の整体は良いイメージがあるのですが、続けるのが難しいことも多いです。
脚は歩くたびに使うところだから、一時的な整体だけじゃなく、
毎日の生活の中でこまめに矯正しないとなかなか治らないところです。
整体でしっかり矯正したいけど、なかなか通えない・・・という人には、
整体師の方が考案した、O脚矯正のエクササイズ方法もあるので、
検討してみるのもいいと思います。
本を見ながらのエクササイズは、正しくできているのかわかりにくいですが、
これは動画で教えてもらえるので、とても分かりやすいですね。
効果が出るのも早いし、何よりO脚が治ってからも
元に戻らずキープできるというのが嬉しいですね。