子供の足が臭い 洗っても靴のニオイが取れない小学生のお母さんへ
ツイートまだ小学生なのに、お子さんの足が臭くて悩んでいませんか?
同じ兄弟でも臭わない子と臭う子がいて、どう対応するかも困るところです。
周りの人への影響も気になりますが、
臭いが原因でいじめの対象になったりしないかと気になることも。
一つに、子供は大人とは臭う理由が違います。
子供は新陳代謝が激しいので、汗もかきやすいです。
足の裏には汗腺がたくさん集中していますので、足の裏からの汗も多いのですね。
大量の汗をかく上に、外や室内などいろんなところを歩き回って
しかも裸足で靴を履くことが多いのではないでしょうか。
そのような状態で靴を履いていると、靴の中で雑菌が繁殖して
足や靴の臭いが発生してしまうのです。
一番は清潔を保つこと。
足を洗ったり、こまめに汗を拭いたり、靴下を変えるなど、
汗が残って湿った状態のまま長時間過ごさないようにしましょう。
爪も切り、常に足の裏を清潔にキープすることが大切です。
そのほか、外出の前後に木酢液の足湯に浸かってもらうの良いです。
足が臭うのはやはりムレが原因です。
汗は本来臭わないのですが、湿度が高い状態で放置しておくことで、
臭いの原因が脂肪酸へと変化してしまいます。
足の裏は角質層が厚くなっていて、子供といってもアカとなって表れやすいです。
汗を脂肪酸に変える皮膚の常在菌は、このアカを栄養分にして繁殖してしまいます。
そんな菌の繁殖を抑えるのに効果的なのは、木酢液を使った足湯です。
木酢液は炎症の抑制や殺菌に効果があり、
雑菌の繁殖を抑えて足の臭いを軽減します。
やり方は40度以上のお湯をバケツに7分目程度入れ、木酢液をコップ1杯ほど加えます。
足を浸す時間は10分〜15分程度を目安にしてください。
木酢液は水虫にも効果的ですが、子供でも足の皮がむけたり、
ポロポロになってはがれたりすることがあります。
そのはがれた皮と足裏の汗が合わさって、
ニオイが出やすくなっている可能性もあります。
そんな、軽い水虫のような状態になっている子供も増えていますので、
木酢液を試してみると良いでしょう。
木酢液は薬局やホームセンターで販売されていますよ。
また、クエン酸やミョウバンを水に溶かして、ローションを作り、
それを足に塗る方法もあります。
作り方は、水50mlにクエン酸を耳かき1杯程度を溶かしてよく混ぜます。
混ざったら普通の化粧水をつけるように、手やコットンで足に直接つけましょう。
軽くパッティングして叩くようにするのがポイントです。
クエン酸やミョウバンは酸性なので、木酢液と同様にアルカリ性のニオイを中和します。
ローションが皮膚の角質に徐々に浸透して、
皮膚表面での臭いの悪玉菌の繁殖を防止してくれるので、臭いに効果的ですよ。
ただ、ニオイそのものの対策よりも、子供が「私は臭いのだ」と気づかされて
傷ついてしまうようなことがないように、精神面の配慮が大切です。
足の臭いを気にし始めると、精神性発汗が増えて余計に足の臭いに影響します。
その子だけの対策として行うのではなく、
家族やみんなで足裏ケアを行うようにするのが良いと思いますよ。