セルライトは痩せても消えないの?体重が原因とは限りません
ツイート昔、太った時にできてしまったセルライトは、
もっと痩せれば消えるのでは…?と思っていませんか?
セルライトは脂肪や老廃物が溜まってできたものなので、
痩せれば少なくはなってきますが、ただ痩せただけでは肌はキレイになりません。
体重が増えると言っても筋肉が増えるのではなく、脂肪が増える場合、
脂肪細胞の数が増え、細胞一つ一つがより大きくなります。
その後、体重が減ったりして痩せると、脂肪細胞の数は増えたままなのに
細胞が小さくなるので、肌がボコボコとした見た目になってしまうのですね。
体重が増えたり減ったりしたことだけでなく、
むくみが慢性化して出来てしまったり、
ホルモンバランスの変化によってもセルライトができてしまいます。
特に足のセルライトは普通の脂肪細胞と違って、
一番表面にあるために体温も伝わりにくいところ。
外気に触れやすい部分なので「冷え」は原因の一つです。
出来てしまったセルライトを消すには、痩せることも大切ですが、
温めたり、運動で血行を良くすることが大切。
脚やお尻が冷えた状態のままでは、セルライトケアも効果が半減してしまいます。
まずは毎日お風呂につかって、しっかり体や脚を温めましょう。
夏だからと言ってシャワーで済ませたり、
湯船にもあまり浸からずに出てしまうと、あまり体があたたまりません。
食事でも、お肉の脂など動物性の脂肪は冷えると固まりますよね。
逆に温めると熱で溶けて液体のようになります。
私たちの脂肪も似ていて、冷えていると脂肪も冷えてしまって
マッサージなどで刺激を与えても変化が起きにくいです。
逆に外からしっかり温めることで、脂肪を柔らかくして
動きやすくすることができます。
温めたセルライトにローラーをコロコロさせたりして刺激を与えると
より老廃物が流れるのがスムーズになります。
コロコロするときは、滑りの良いジェルやオイル、クリームなどをつけましょう。
そのままで刺激を与えると、肌を傷つけてしまうことがあります。
また、力加減も強すぎず、弱すぎずの強さ加減に気をつけましょう。
早くセルライトを取りたいという思いで、思わず強く力を入れすぎる人が多いです。
あざや内出血のもとになるので、肌の具合をみながら力加減を調節しましょう。
また、ウォーキングなど運動をして体温を上げることで、
血流を良くして老廃物を流れやすくすることも大切です。
毎日、座り仕事で運動不足だったり、
エアコンがキツくて体や脚が冷えがちだとセルライトがなかなか消えません。
普段の生活習慣を見直して、セルライトができにくい体づくりが必要です。
また、合成添加物の取り過ぎも良くありません。
外食が多くて、家で自炊をあまりしない食生活だと
むくみからセルライトにつながります。
生活全般の見直しと、食生活の改善がセルライトケアの第一歩ですよ。