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筋肉太りは運動しないほうがいいか?|脚の使い方で細くなれる

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ふくらはぎがボコっと出っ張ってししゃも脚だったり、太ももに力を入れると筋肉の筋ができたりすると、
脚の太さは筋肉太りだと思いますよね。

 

筋肉太りは「筋肉質な脚を細くする方法」のページでもお伝えしたように、
かなりハードなトレーニングを積まないと筋肉で太くなるということはないそうです。

 

かといって運動しないほうがいいかといえば、そうでもありません。
運動の種類を選んで順番にバランス良く行うのがおすすめです。

 

目立っている筋肉は「速筋(そっきん)」と言って瞬発力に優れた筋肉。
この速筋は短距離走やジャンプ、重量上げなど瞬間的に強いパワーを出せる筋肉で、
筋トレをするとこの筋肉が強化されていきます。

 

そのため、バレーやテニスなどの球技や、陸上競技でも短距離や幅跳びなど
瞬発力が必要なスポーツをやってきた人は速筋が鍛えられているはずです。

 

速筋が鍛えられて肥大しているせいで、ムキムキな筋肉質の脚に見えているんですね。

 

 

一方、あまり目立たないけれど普段の生活で使われているのは「遅筋(ちきん)」です。

 

遅筋は全筋肉の70%〜80%を占めていて、体を動かすエンジンのような役割をしています。
瞬発力はないけど、長時間運動を続けているときに活躍している筋肉です。

 

遅筋はジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をしているときに使われています。
しかも遅筋を鍛えることで、よりエネルギーとして利用できる筋肉になるんです。

 

なので有酸素運動をすると脂肪が燃焼して、遅筋も鍛えられるので、
太らない体づくりのサイクルが出来あがるんですね。

 

筋肉太りの人でも遅筋は体の大部分を占めていますので、
肥大気味の速筋の影に隠れて(?)ひっそりと存在しています。

 

この遅筋は肥大しないので、鍛えてもムキムキになったりしないのが嬉しいところ。

 

現在、速筋優勢のムキムキ脚になっているなら、有酸素運動を取り入れて遅筋を鍛えて
筋肉を太らせずに脂肪を燃焼するようにしてみましょう。

 

筋肉太りだと思っていても、その筋肉は速筋と脂肪の霜降り状態である可能性が大!

 

筋肉だけで太くさせるには、ボディビルダーでも気をつけてメンテナンスしないと
難しいらしいですから、普通の女性の脚なら、かなり脂肪が占めているはずです。

 

ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させながら、
適度に筋トレのような筋肉を鍛えるエクササイズを軽く行って速筋も刺激を与えてください。

 

「速筋はすでにいっぱいあるから鍛えなくてもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、
いっぱいあるのは霜降りの脂肪かもしれません…^^;

 

速筋の良いところは代謝が上がりやすいところ。

 

激しい運動をすると速筋で糖質が燃焼されやすいので、代謝が上がると考えられます。

 

また、激しい運動をすると筋肉がグリコーゲンを蓄えられる量が増えるため、
食べ過ぎたゴハンが脂肪にならず、筋肉の栄養としてすぐ使われやすい状態になるので、
痩せやすい体を作ることにもなります。

 

遅筋だけでは、脂肪燃焼する量も少ないので、目に見えた変化が出にくい可能性があるからです。

 

まずは有酸素運動で脚の脂肪を落としつつ、時々は筋トレをして脂肪燃焼を促進させることが、
少しでも早く細いしなやかな脚を手に入れる一歩です^^

 

 

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