足のむくみは水分を摂りすぎるから?|水より塩分に気をつけて
ツイート水分を摂りすぎないようにしているのに足がむくんで困ることはありませんか?
デスクワークでほとんど座っている状態だと足がむくみがち。
仕事中はコーヒーやお茶を飲んでいるので水分はとっているけど、
摂りすぎてるからむくむのか悩みます;;
水分を摂らないと血液がドロドロになるのでよくないし、摂りすぎると逆にむくみの原因になりそうで、
ちょうどよい加減がわかりにくいですよね><
人間のからだは水分と同じく塩分が多いとむくんでしまいますので、水分と塩分のバランスが大切です。
一般的に水分を多く摂りすぎるとむくむと思われていますよね。
ですが、実は水を飲み過ぎてもむくむことはないんです。
多く摂りすぎた水分は腎臓が働いて尿として出してしまいます。
逆に体内の水分が少なければ、喉が渇いて水分を摂りながら、
尿の量を少なくして水分を保つように働くからなんですね。
塩分の摂りすぎはダメなのですが、少々の摂りすぎならば腎臓が調節してくれます。
基本的には腎臓が正常に働いてくれればむくむことはありません。
では、水を飲み過ぎるとむくむような気がするのはなぜでしょう?
それは、体内の水分量を調節しきるまでに時間がかかるからです。
水を飲み過ぎると体内の水分量が増えたことを感知して、
腎臓が働いて尿を出すように命令を出しますが、完全には調節しきれません。
腎臓で調節しきれなかった分はホルモンが調節するのですが、調節し終わるのに
2〜3日かかってしまうので、その間はむくんでしまっていることになるんですね。
水分は血液の流れを良くするので、積極的に摂るほうがよいのですが、
摂りすぎると一時的にむくんでしまうので適度な水分にすることが大切です。
水分も過剰に摂りすぎると排出に時間がかかりますが、
塩分を過剰に摂りすぎると水分に影響がでてくるので要注意です。
体の水分調節の中で一番大きな働きをしているのがナトリウム(塩分)です。
細胞内の水分はナトリウムを排出したり溜めておいたりすることで水分量を調整しています。
簡単に言うと、1個の塩分に7個の水分がひっついてくる計算になるので、
塩分を摂りすぎると水分過多になるのは当然です。
血管内の水分が増えると血圧が上がって、毛細血管から水分が染み出てむくみにつながります。
水分の摂りすぎよりも、塩分の摂りすぎに注意が必要ですね。
日本人は普通に生活していても塩分を摂りすぎる傾向があるので、
薄味にすることや外食を控えるようにして、塩分を摂りすぎないように気をつけましょう。