むくみが酷いのは腎臓が悪いから?水分とトイレに気をつけて
ツイート足だけでなく全身のむくみがずっと取れなかったり、トイレの回数が増えたりしてませんか?
体がむくむ以外にも、このように普段と違う症状があらわれたら、病気の可能性も疑ってみてください。
立ち仕事や座りっぱなしの仕事をしていると、足がむくんでくるのはある程度は仕方ありません。
健康な人はむくまないのですが、女性であれば冷え性だったり筋肉量が少なかったりするので、
足がむくんでくることが多いですよね。
ただ、いつもは足だけだったのにまぶたが腫れぼったくなったり、指輪が入りにくくなったり、
顔もむくんでいるなあと感じるようになったら気をつけるようにしましょう。
腎臓の機能が低下すると体の中に体液が溜まってきます。
その溜まって過剰になった体液が血管の外にも多くなるので、
全身のいたるところにむくみが起こってくるのです。
また腎臓は老廃物の排出に関係があるので、トイレが近くなったり、
尿の色に変化があったりする場合も要注意です。
尿が白っぽく濁る場合はたんぱく成分が尿の中に出てしまって
「ネフローゼ」という病気を引き起こしているかもしれません。
また、褐色気味だったり血が混じって血尿になっているときも腎臓に問題があるかもしれません。
トイレが近くなるのも腎臓病や糖尿病、過活動膀胱の病気の可能性がありますので、
気をつけてくださいね。
単にむくみといっても、朝から夜にかけてむくんで、寝たりマッサージしたら元に戻るような
一過性なむくみであれば、大きな病気の可能性は少ないです。
一時的なむくみは足なら足だけ、顔なら顔だけなど、
体のある一部だけがむくんで、後に元に戻るというパターンが多いです。
ですが、むくみ以外の体調の変化がある場合は病院を受診するなど、
放置せずに対策を摂るようにしましょう。
腎臓以外にも心臓の病気であったり、肝硬変のような肝臓の病気、甲状腺ホルモンが少なくなる橋本病や、
甲状腺ホルモンが多くなるパセドウ病なども一時的にむくみが強くなることもありますので、
むくみは病気のサインであることが多いです。
仕事が忙しくてトイレにもあまり行かない、ゆっくりお茶を飲む時間もなくて水分も摂らない…
などということはありませんか?
普段の仕事の忙しさから腎臓に負担をかける生活をしてしまっている人は、
ただのむくみではない場合もあるので気をつけましょう。
せめて小まめに水分をとるようにして、トイレを我慢しすぎないようにすること。
1日1.5Lくらいのお水は取るようにした方が良いです。
できればお茶やコーヒーでの1.5Lはなく、「水」をのむのが望ましいです。
むくみがひどくなったなと思ったら、病院で診断してもらって、
生活習慣についても見直してみてくださいね。