リラクゼーションとエステの違い 体質改善か美容マッサージか
ツイートリラクゼーションサロンとエステサロンって似ていますが、
何が違うのか気になりませんか？
体質改善やマッサージを行う場所としては、
リラクゼーションサロンもエステサロンでも行っているイメージがあります。
では、いったい何が違うのでしょうか？
実はそれぞれに正確な線引きはありません。
エステもリラクゼーションも国家資格は不要で、資格と言っても民間資格なので、
資格を持ったセラピストが施術をしてくれるとは限りません。
いずれも、各セラピストの技術によって開業しているサロンと言えます。
それぞれのサロンの特徴を見てみると、
リラクゼーションサロンはマッサージをしたり、足つぼや耳ツボなどで体質改善したりと、
健康に重点が置かれていて、体の疲れや不調を改善する意味合いが強いです。
そのため、全身をもみほぐしてリラックスするメニューであったり、
アロマでトリートメントを行ったりして「癒し」がテーマになっていることが多いです。
マッサージの種類もいろいろあって、バリ式、台湾式、ロミロミ（ハワイ）など、
施術の方式によって、専門のサロンがあったりします。
通っている人も女性だけでなく、老若男女関係なく通っています。
一方、エステサロンもマッサージを行いますが、フェイシャルや痩身など、
より美しくなるための美容に重点が置かれています。
エステで行うマッサージは、肌が美しくなるとか、痩せるとか、
何かしら美容の目的があって、その手段の一つとして行っています。
マッサージといっても「癒されて気持ち良い」というよりは、
「刺激が強かったりもするが、体が痩せたり、肌の調子が良くなるもの」が多いです。
それ以外でも、最近は整体も線引きがあいまいになってきています。
整体師も民間資格で、実は資格がなくても「整体師」として施術は出来ます。
資格が必要なのは、マッサージ師（あん摩マッサージ指圧師）、柔道整復師
鍼灸師（はり師、きゅう師）などで、マッサージ師の資格がなくても、
リラクゼーションの一つとしてマッサージを行うことは可能です。
最近は整体でも、骨盤矯正を行ったり、小顔になるメニューがあったりします。
整体は体のゆがみを治すところなので、男女問わず通うところですが、
最近はより女性向けの美容に関連したメニューも増えています。
これも整体の施術に細かい制約がないからです。
このように、リラクゼーションサロン、エステサロン、整体院など
マッサージが受けられる場所はいくつかありますが、
違いと言えば、それぞれ得意分野が違うということくらいでしょう。
本来はあん摩マッサージ指圧師に行ってもらうのが、
正式なマッサージと言えますね。