足のニオイを消す方法 汗を気にし過ぎることも原因の一つです
ツイート足のニオイが臭くなるのは、汗を気にし過ぎることが原因って知っていましたか?
実は足の裏にはかなり多くの汗腺がありますが、
足裏にかく汗の量は、かなりの個人差があります。
中には、特に足裏だけ極端に汗をかく人もいるのです。
そして、足の臭いを気にする人は、ほとんどの場合、足に精神性発汗をするタイプの人です。
精神性発汗とは、暑さなど環境が要因で汗が出るのではなく、
精神的な要因で汗が出ることを言います。
このページでもお話したとおり、足の裏には、
ニオイの原因になるアポクリン腺も皮脂腺も存在しません。
足の裏から出るエクリン腺の汗は本来無臭なのですが、
その汗が靴下や靴の中でムレて雑菌が繁殖するとニオイになるのです。
では汗が出るのは夏の暑い時期だけかというと、そうではないですよね?
実は足の裏は身体の中でも比較的汗をかく場所で、
個人差はあっても背中の5〜10倍もの汗腺が集中していて、
1日にコップ1杯もの量の汗をかくとも言われているんです。
そのため、冬場でも皮靴やブーツなどの通気性が悪い靴を履いていると、
夏場よりも足を覆う部分が多いので、ムレてきて汗をかいてしまうのです。
とはいっても、みんながムレているわけではなくて、
汗が多い人、少ない人、それぞれいます。
この違いの一つとして、精神性発汗がどれだけあるか?ということが言えるでしょう。
精神性発汗が多いタイプは、周囲の存在を無視できずに、
周囲に気を遣いすぎる人に多いです。
周りの人のことを気遣える、まじめでやさしい人ほど汗が出やすいということです。
例えば、人前で上がってしまったり、緊張したり焦ったりすると、汗が出ますよね。
そうした精神的な要因が大きい汗であることが多いのです。
そのため、足が臭い人の対処法として、
「足のニオイを過度に気にしないようにする」のがおすすめです。
「足のクサイ人は心が優しいのだから、足がクサイのはやさしい証拠!」
というくらい、開き直ることで、足の汗について過度に気にしなくなり、
結果的に足の汗やニオイ対策になるのです。
「そんな簡単に、気にするなといわれても・・・」と思うことでしょうが、
気にするのが難しければ、自分の足がサラサラで無臭になっていると想像するのでもOKですよ。
例えば「家では臭わないのに、職場だと臭く感じる」というならば、
それは仕事上のストレスが発汗を促していると考えられるでしょう。
その場合は、ストレスの原因をつきとめて、精神的な負担を取り除けば、
足の汗もニオイもおさまってくると思いますよ。
悩めば悩むほど足のニオイはキツくなっていきます。
汗だけでなく、普段の生活のストレスも軽減していくことが改善のポイントです。