妊娠7か月からの足むくみ解消法 妊婦は着圧ソックスで予防が◎
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妊娠7ヶ月目を過ぎると、急に足のむくみが激しくなって、体重増加に悩んでいませんか?
妊娠後期に入ると、急にむくみがひどくなって体重も増加する方が多いです。
症状が重い方だと1日で1.5kgも体重が増えた方も…。
脚のマッサージもなかなか手が届かなくて出来ないと、
どうにかむくみを解消したいと思いますよね。
即効性があるのは着圧ソックスでですが、妊婦の方が使っても大丈夫です。
妊娠中にむくむのは、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンの影響です。
このプロゲステロンは体内に水分を溜めこむ作用があります。
毎月の生理周期では、この黄体ホルモンは排卵直後(生理開始から14日目以降)から増え始めて、
妊娠しなければ月経を迎える頃には減少します。
妊娠中はこの黄体ホルモンがずっと多い状態が続いているので、
ずっとむくみやすかったり体重が増えたりします。
黄体ホルモンは特に妊娠8カ月〜9ヶ月でピークになり、その後は分娩まで低下します。
そのため、妊娠8〜9ヶ月頃が非常にむくみやすくなるのですね。
この時期は食事を減らしても運動しても、体重が増えていくので難しい時期です。
「臨月は空気でも太る」って言いますもんね。
おそらく食べ物で太っているのではなくて、ホルモンによるむくみや
便秘などから太っている割合が多いでしょう。
でも、「ホルモンの仕業だから〜」と何も対策しないのは良くありません。
食事に気をつけると同時に、早い段階でむくみ防止の対策ををすれば数キロ減も可能です。
■着圧ソックスはむくみ予防に◎
マッサージしたりサプリをとったりしづらい妊婦にとって、
メディキュットのような着圧ソックスはむくみに効果的です。
ストッキングタイプのほうが、カバーする範囲が広いから効果が高いのでは?
と思うかもしれませんが、実はハイソックスでも大きな違いはありません。
要するに、むくみ予防には「ふくらはぎ」の圧迫が大切なんですね。
日中に履くのはハイソックスタイプ、夜寝る時に履くのをレギンスタイプにして
むくみが足先に広がらないよう予防しましょう。
着圧ソックスは、お腹のこともあるので、ウエストまであるストッキングタイプではなくて
ハイソックスタイプや太もものニーハイくらいの位置までくるロングタイプのソックスが良いですね。
キュットスリムの着圧ソックスならメディキュットより強圧なので、
引き締め効果が高い上に色のバリエーションもありますよ。
通年用、秋冬用があるので季節に合わせて使えるのがいいですね。
夜に履いて寝る場合は、足先からの熱を放出させるために、つま先がないものを選びましょう。
寝る時には普通の靴下のように、足先を全部覆ってしまうソックスを履くのは、良くありません。
土踏まずなどは覆っていてもいいですが、レギンスのように足先の出たタイプを着用しましょう。
着圧ソックスは一時的なむくみの改善に効果的ですが、急激に2〜3kg体重が増えたとか、
見た目にひどいむくみの場合は先生に相談してください。
あまりひどいと妊娠中毒症の可能性もありますので、注意が必要です。
着圧ソックスの使用についても、念のために先生には報告しておいてくださいね。